対応するオペレーティングシステム

Included in Puppet Enterprise 2017.2.

インフラ内でマシンに割り当てられるコンポーネントに合わせて、Puppet Enterpriseは各種のオペレーティングシステムをサポートしています。

対応するオペレーティングシステム

オペレーティングシステムの選択では、はじめにそのマシンに割り当てられるコンポーネントを考慮します。 コンポーネントごとに、サポートされるシステム/アーキテクチャは異なります。

  • サポート対象のPuppet masterプラットフォーム
  • サポート対象のPuppet agent プラットフォーム
  • ネットワークデバイスプラットフォームでサポートされるPuppet agent

Puppet masterプラットフォーム

Puppet masterコンポーネントをインストールできるのは、以下のオペレーティングシステム/アーキテクチャです。

オペレーティングシステム バージョン アーキテクチャ
Red Hat Enterprise Linux 6、7 x86_64
CentOS 6、7 x86_64
Oracle Linux 6、7 x86_64
Scientific Linux 6、7 x86_64
SUSE Linux Enterprise Server 11 (SP1/SP2)、12 (SP1/SP2) x86_64
Ubuntu 14.04、16.04 x86_64

Puppet agent プラットフォーム

Puppet agentコンポーネントをインストールできるのは、以下のオペレーティングシステム/アーキテクチャです。

オペレーティングシステム バージョン アーキテクチャ
Red Hat Enterprise Linux 5、6、7
CentOS 5、6、7
  • x86_64
  • i386の場合は5、6
Oracle Linux 5、6、7
  • x86_64
  • i386の場合は5、6
Scientific Linux 5、6、7
  • x86_64
  • i386の場合は5、6
SUSE Linux Enterprise Server 11 (SP1/SP2)、12 (SP1/SP2)
Solaris 10 (アップデート9以降)、11
  • SPARC
  • i386
Ubuntu 14.04、16.04、16.10
  • x86_64
  • i386
Fedora 24、25
  • x86_64
  • i386
Debian Wheezy (7)、Jessie (8)
  • x86_64
  • i386
Microsoft Windows (サーバーOS) 2008, 2008R2, 2012, 2012R2, 2012R2コア, 2016
  • x86_64
  • i386
Microsoft Windows (コンシューマOS) Vista、7、8.1、10
  • x86_64
  • i386
Mac OS X 10.10、10.11、macOS Sierra x86_64
AIX 5.3、6.1、7.1、7.2 Power

注意:オペレーティングシステムによっては、依存関係をインストールするには、ベンダーのパッケージ管理システム(Red Hat Networkなど)への登録が必要な場合があります。

対応するネットワークデバイス

Puppet agentコンポーネントをインストールできるのは、以下のネットワークデバイス/オペレーティングシステムです。

  • Arista EOS:システム要件と依存関係については、Puppet Forgeの「aristanetworks/netdev_stdlib_eos module」を参照してください。
  • Cumulus Linux:システム要件と依存関係については、Puppet Forgeの「Cumulus Linux」ページを参照してください。
  • Cisco NS-OX EOS:システム要件と依存関係については、Puppet Forgeの「Cisco Puppet」ページを参照してください。
  • Cisco IOS-XR:システム要件と依存関係については、Puppet Forgeの「Cisco Puppet」ページを参照してください。
  • Huawei CloudEngine:インストールの説明については、「Installing Huawei CloudEngine Agents」を参照してください。

オペレーティングシステムのサポート期間

オペレーティングシステムのサポート期間は、デバイスがPuppet masterまたはPuppet agentのいずれかによって異なります。

Puppet Agentとオペレーティングシステムのサポート期間

各プラットフォームに対するPuppet agentのサポートは、そのプラットフォームベンダーのサポート終了日(EOL)に終了します。

たとえば、Fedora 20は、2015年6月23日をもってサポートが終了しました。 Puppetはその日付をもって、そのagentのPuppet EnterpriseおよびオープンソースのPuppetバージョンに関するテスト、修正、更新、サポートを終了します。

ベンダーがEOLの日付を公開していないプラットフォームについては、当該プラットフォームの直近の2つのリリース(たとえば、Mac OS X 10.10と10.11)に対してPuppet agentのサポートを提供します。 (Mac OS 10.12のリリース時には、Mac OS X 10.10のサポート終了予定に関する通知を送付します)。

一部のagentオペレーティングシステムについては、プラットフォームのベンダーのEOL後もサポートを継続することがあります。ただし、サポートの継続はPuppetの判断でのみ決定されます。

いずれの場合も、Puppetは当該プラットフォームのサポートを終了する90日以上前に、Puppet agentプラットフォームのEOLを発表します。

Puppet masterとオペレーティングシステムのサポート期間

Puppet Enterprise masterプラットフォームのサポートは、Puppet Enterpriseのサポートライフサイクルと一致します。 一般に、Puppet Enterprise masterプラットフォームのサポートは、当該Puppet EnterpriseバージョンのEOLまでとなります。

ただし、PE masterプラットフォームベンダーのEOLがPEバージョンのEOLよりも6カ月以上早い場合は、Puppetの判断により、プラットフォームベンダーのEOL時点でそのmasterプラットフォームのサポートを終了することがあります。

いずれの場合でも、Puppetは当該プラットフォームのサポートを終了する6カ月以上前に、PE masterプラットフォームのEOLを発表します。

今後予定されているプラットフォームのサポート終了日(EOL)

Puppetのオペレーティングシステムのサポートライフサイクルポリシーに基づき、各プラットフォームに対応したサポートは、以下のリストで指定されたEOL時点で終了します。

EOLの時点をもって、Puppetは当該オペレーティングシステムに関するagent、master、パッチの提供、修正、セキュリティアップデートを終了します。

オペレーティングシステム PE agentおよびmaster OSバージョンのEOL PuppetのEOL
Fedora 22 Agent 2016年7月19日 2016年11月30日
Mac OS X 10.9 Agent 2016年11月30日
Ubuntu 15.10 (Wily) Agent 2016年7月28日 2016年11月30日
Ubuntu 10.04 (Lucid) Agent 2015年4月30日 2016年12月31日
Windows Server 2003 3.8向けAgent (>=2015.2は除く) 2015年7月14日 2016年12月31日
Debian 6 (Squeeze) 3.8向けAgentおよびMaster (>=2015.2は除く) 2016年2月29日 2016年12月31日
SLES 10 Agent 2016年7月31日 2016年12月31日
EL (RHEL、CentOS、Scientific Linux、Oracle Linux) 4 Agent 2017年3月31日 2017年3月31日
Fedora 23 Agent 2017年12月20日 2017年4月30日
Ubuntu 12.04 (Precise) Agent、Master 2017年4月 2017年4月30日
AIX 5.3 Agent 2012年4月30日 2017年6月30日

Puppet EnterpriseがインストールされているOSをメジャーアップグレードする場合

Puppet Enterpriseをインストールしている場合、マシンのオペレーティングシステムをメジャーアップグレードする前に特別な予防措置を講じることを推奨します。

OSのメジャーアップグレードとは、CentOS 6.0からCentOS 7.0へのアップグレードのように、大幅に改訂されたバージョンへのアップグレードを意味します。CentOS 6.5からCentOS 6.6へのアップグレードのようなマイナーアップグレードは含まれません。 通常、OSをメジャーアップグレードする場合は、 新しいバージョンのPuppet Enterpriseが必要です。

Puppet EnterpriseがインストールされているOSをメジャーアップグレードすると、Puppet Enterpriseに問題が発生する場合があります。 OSをアップグレードするには、以下の手順を実行する必要があります。

  1. データベース、およびほかのPuppet Enterpriseファイルをバックアップします。
  2. 完全 アンインストールを実行します (-p -d uninstallerオプションを含む)。
  3. OSをアップグレードします。
  4. Puppet Enterpriseをインストールします。
  5. バックアップを復元します。

依存関係とOS固有の詳細

Puppet EnterpriseまたはPuppet agentをインストールすると、以下のOSパッケージが各種OSリポジトリからインストールされます。

インストールするマシンがインターネットに接続している場合は、PEインストール中に設定されます。 使用するマシンからインターネットにアクセスできない場合、これらの従属パッケージを手動でインストールする必要があります。

Centos

  すべてのノード Masterノード コンソールノード
コンソール/コンソールDBノード
pciutils x      
system-logos x      
which x      
libxml2 x      
dmidecode x      
net-tools x      
curl   x x  
mailcap   x x  
libjpeg   x   x
libtool-ltdl   x x  
unixODBC   x x  
libxslt       x
zlib x      

RHEL

  すべてのノード Masterノード コンソールノード
コンソール/コンソールDBノード
pciutils x      
system-logos x      
which x      
libxml2 x      
dmidecode x      
net-tools x      
cronie (RHEL 6、7) x      
vixie-cron (RHEL 4、5) x      
curl   x x  
mailcap   x x  
libjpeg   x   x
libtool-ltdl (RHEL 7)   x x  
unixODBC (RHEL 7)   x x  
libxslt       x
zlib x      
gtk2   x    

SLES

  すべてのノード Masterノード コンソールノード
コンソール/コンソールDBノード
pciutils x      
pmtools x      
cron x      
libxml2 x      
net-tools x      
libxslt x x   x
curl   x x  
libjpeg   x   x
db43   x x  
unixODBC   x x  
zlib x      

Ubuntu

  すべてのノード Masterノード コンソールノード
コンソール/コンソールDBノード
pciutils x      
dmidecode x      
cron x      
libxml2 x      
hostname x      
libldap-2.4-2 x      
libreadline5 x      
file   x x  
libmagic1   x x  
libpcre3   x x  
curl   x x  
perl   x x  
mime-support   x x  
libcap2   x x  
libjpeg62   x   x
libxslt1.1       x
libgtk2.0-0   x x x
ca-certificates-java   x x x
openjdk-7-jre-headless*   x x x
libossp-uuid16   x x x
zlib x      

* Ubuntu 10.04およびDebian 6にはopenjdk-6-jre-headlessを使用します。

AIX

Puppet agentをAIXシステムにインストールする前に、以下のパッケージをAIXシステムにインストールしてください。

これらのパッケージは、AIXシステム上でPuppet agentをインストールおよび使用するのに必要となるものです。

  • bash
  • zlib
  • readline
  • curl
  • OpenSSL

警告:cURLおよびOpenSSLの場合は、IBMサポートから入手可能な「AIX Toolbox Cryptographic Content」リポジトリで提供されるバージョンを使用する必要があります。 cURLのバージョンは7.9.3でなければなりません。 AIXツールボックスパッケージのcURLバージョンはOpenSSLに対応していないため、Linuxアプリケーションには使用しないでください。

以下のURLを使用してrpm -Uvh を実行することで、選択したノードディレクトリにbash、zlib、readlineパッケージをインストールできます (AIX上のRPMパッケージプロバイダをrootとして実行する必要があることに注意してください)。

  • ftp://ftp.software.ibm.com/aix/freeSoftware/aixtoolbox/RPMS/ppc/bash/bash-3.2-1.aix5.2.ppc.rpm
  • ftp://ftp.software.ibm.com/aix/freeSoftware/aixtoolbox/RPMS/ppc/zlib/zlib-1.2.3-4.aix5.2.ppc.rpm
  • ftp://ftp.software.ibm.com/aix/freeSoftware/aixtoolbox/RPMS/ppc/readline/readline-6.1-1.aix6.1.ppc.rpm (AIX 6.1および7.1のみ )
  • ftp://ftp.software.ibm.com/aix/freeSoftware/aixtoolbox/RPMS/ppc/readline/readline-4.3-2.aix5.1.ppc.rpm (AIX 5.3のみ)

ファイアウォールを使用していたり、httpプロキシを実行していたりする場合、上記のコマンドが正常に動作しないことがあります。 このような場合は、上記のパッケージではなく、IBMからAIXツールボックスパッケージをダウンロードして使用してください。

AIX(7.1を含む)で使用されているRPMバージョンが古いため、AIXではGPG証明は無効になります。 AIXパッケージプロバイダは、パッケージのダウングレード(新しいバージョンのパッケージ上に古いパッケージをインストールすること)には対応していません。 AIXプロバイダのバージョン番号を指定する場合はゼロを省略 します( 02.03.04ではなく2.3.4とします)。

PE AIXは、NIM、BFF、RPMパッケージのプロバイダに対応しています。 プロバイダの技術的な情報については、タイプリファレンスを参照してください。

Solaris

Solarisはagentにのみ対応しています。

Solaris 10には以下のパッケージが必要です。

  • SUNWgccruntime
  • SUNWzlib
  • 状況によっては、Solarisシステム上にbashがインストールされていない場合があります。このような場合は、Puppet Enterpriseインストーラを実行する前にbashをインストールする必要があります。 bashは、OSのインストールに使用したメディアからインストールするか、システム上にある場合はCSWからインストールします (CSWbashとSUNWbashはどちらもインストールできます)。

Solaris 11には以下のパッケージが必要です。

  • system/readline
  • system/library/gcc-45-runtime
  • library/security/openssl

これらのパッケージは、Oracle Solarisリリースリポジトリ (Solaris 11ではデフォルトで有効) から入手できます。 Puppet Enterpriseインストーラによってパッケージが自動的にインストールされますが、リリースリポジトリが有効になっていない場合は、手動でパッケージをインストールする必要があります。

↑ Back to top